富田林寺内町再訪篇



 

左:2010年2月23日、ヒロポン、rjuka君と富田林寺内町を再訪した。これは外環状線170号線バイパスにて。このナンバーの後ろを走っていたので、当然ながら「みっくみくにしてやんよ」を口ずさみながらのドライブとなった(笑)。
右:富田林市内、どこからでもPLタワーが見える。強烈なインパクトである。



 

左・右:近鉄長野線富田林駅南口から程近い、昔は駅前繁華街だったと思われる一角に、素敵な廃墟があった。



 

左:すごい名前の居酒屋があった。
右:前回も撮影した、古い長屋。



 

左:長屋ながら、商店らしくかなり古い時代から電話を引いていたようだ。右書きだし、戦前のものだろう。
右:これも右書きの琺瑯製日本赤十字社社員賞。



 

左:電電公社の電話番号票もあった。
右:前回は夜になってから撮影していた、「デキの自転車」。



 

左:駅近く、つまり寺内町の外側に当たるエリアにも豪壮な町家が沢山あった。ここは表札が「越井」だったので、平尾屋の一族と思われる。
右:二軒長屋の渋い喫茶店「ナロード」。駅前の「観光案内所」で「お昼ご飯を食べるにはどこがいいか?」と尋ねて教えられた店なのだが(´ω`;)。見た目も内装も素敵なのに、味の方は「1970年代の不味い喫茶店」から一歩も進化していないようであった(´-ω-`)。富田林寺内町は「俗っぽい観光地」になっていないところがいいところではあるのだが、「食事をできるところが殆どない」のが難点である。



 

左・右:ほぼ全面的に建替えられている深瀬家住宅だが、古い煉瓦塀(石のコーナーストーンのある立派なもの)と、庭に朽ちかけた堂が、それでも撤去せずに残されていた。



 

左:深瀬家住宅をもう一枚。
右:越井家の裏側。こちらから見てもすごい。



 

左・右:越井邸。こちらは西越井家住宅とでも言うのだろうか。



 

左:越井邸の煙出し。
右:破風が三重になっている豪壮な越井邸。奈良県橿原市の今井町寺内町の名門、川井今西家住宅(重要文化財)に通じるものがある。



 

左・右:今は住宅だが、元々は写真館だったのではと思われる洋館。



 

左:古いアパートの木造階段。
右:学生服専門店にて。一体何十年間貼られているのだろう?



 

左:北口地蔵尊
右:寺内町入口の道標。



 

左・右:そして念西口から城之門筋にはいる。以降、既出の建物についての解説は省略する。



 

左・右:富田林寺内町屈指の旧家、奥谷家本家住宅。



 

左:本奥谷家の長大なファサード。
右:東奥谷家住宅。



 

左:逓信省時代の電話番号票。
右:本奥谷家からじないまち交流館方面を見る。



 

左:本奥谷家住宅と東奥谷家住宅。
右:じないまち交流館。新築の町家である。



 

左:この日は八町茶屋でお茶にした。ひどい喫茶店のあとで、ここはとても美味しかった。
右:界隈の町家。



 

左:じないまち交流館前から東を見る。
右:町家風建売住宅。



 

左・右:旧家、杉田家住宅。



 

左・右:元吟行建築で登録有形文化財の中内眼科医院。



 

左:中内眼科医院。
右:界隈の街並み。



 

左:前篇で謎だった「ネザケ洋品店」だが、ひょっとしてこちらのお宅なのかもしれない。
右:中内眼科の隣りのお宅。町家ではない。



 

左:東ます兵食堂。是非復活してもらいたい。
右:近世以前のものと思われる古い石積みの水路。



 

左:寺内町の外れの石垣と坂道。
右:そこにまた新築の町家が完成しつつあった!!



 

左:新築町家の裏手。
右:寺内町は要塞都市なのだ。



 

左・右:石川左岸の河岸段丘上にある富田林寺内町。



 

左・右:町家テラスハウス。



 

左:街やテラスハウス。実にいい出来である。
右:えらくリアルな啓発看板σ(^◇^;)。



 

左・右:ヒロポンが歩いている。木綿庄・木口家住宅前。



 

左:木口家住宅の煙出し。
右:木口家住宅の玄関脇に、折り畳み縁台があった。



 

左・右:木口家住宅。



 

左・右:「葡萄舎」という木彫り看板が掲げられている古い長屋。



 

左・右:前回一人出来た時にはもう日が暮れていたので入らなかった、未舗装の私道に入ってみた。



 

左:滅茶苦茶お洒落なアール・デコ調の擦りガラスフードの門燈があった。
右:ヒロポン。



 

左:奥は袋小路で、広場を囲んで長屋が建っていた。ちょっとヨーロッパ的である。
右:あまりに素晴らしい門燈だったのでもう一枚。京都にある悪名高い元暴走族のチンピラがやっている悪徳古物商「タチバナ商会」などではこういうものはとんでもないぼったくり料金で売られている。名建築が壊されるとすぐに群がってくる、ハイエナのような卑しい連中である。



 

左・右:佐渡屋・仲村家住宅。裏から見ると完全に仮屋根に覆われている。



 

左:寺内町センターに展示されていた古い看板。「征露記念」と書かれている。
右:重要文化財、綿屋・杉山家住宅前にいた、お隣の飼い猫様。



 

左:とても愛らしくていらっしゃった。
右:今回は杉山家住宅に入ってみた。立派な黒漆喰のおくどさん



 

左:流し台は銅製であった。
右:非常に太い梁。玄関の上には辻子二階の物置部分に上がるための梯子がある。



 

左・右:杉山家住宅。玄関を入ると土間なのは町家も農家も違いないが、ここは玄関の土間にいきなり台所がある。ちょっと農家っぽい。古いタイプの町家なのだろう。



 

左:玄関を内側から見たところ。
右:座敷に上がって、窓を見る。外からは内側が見えにくい細かい格子になっている。



 

左・右:座敷から土間を見たところ。露出を変えて撮ってみた。



 

左:仏間。
右:濡れ縁があった。冬場は寒かったろう。



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