旧作補遺奈良篇T

写真の整理はなるべく早くしないとと思いつつ、奈良については2003年からの写真が未整理のまま眠っていたので、それに日の目を見させることにして、本章を作成する。どこで撮影したのか既に記憶がないものもあるので、解説についてはあやふやな部分もあるが、ご了承願いたい。

 

左:まずは2003年11月1日に、正倉院展を見にいったときの写真である。近鉄奈良駅にて、駄洒落があった。
右:たまたま入った三条通の食堂にあった、とても古い素敵な鏡。写っているのは同行したのび太(まおび)氏と思われる。




上:どこだか不明だが、興福寺近辺と思われる。11月なので紅葉が綺麗である。




上:古都のヌコ。とても可愛い。まだ伯爵邸に飼い猫がいなかった頃である。




上:国宝、興福寺北円堂




上:ネオ・バロック様式の美しい建物は、奈良国立博物館本館(重要文化財)である。1894(明治27)年に建てられた旧奈良帝室博物館である。作者はもちろん、宮廷建築家として名高い片山東熊なので、同じ作者の手になる京都国立博物館ともよく似ている。開館時の名称は帝國奈良博物館であった。




 

左:国立博物館(奈良博)正面玄関。
右:玄関内部天井附近を見上げる。




上:玄関外側の天井装飾。見事である。




上:東大寺界隈の風情のある路地。




 

左:寺院ではなく個人邸宅だが、桧皮葺唐破風の素晴らしい門があった。撮影しているのは同行したヒロポンのようだ。
右:沢山の石仏が祀られている祠には、猫が日向ぼっこしていた。




上:同じ祠。首なし地蔵が何体かあった。




上:詳しいことは忘れたが、東大寺の一角。




上:高台に登ると、ハーフティンバーの洋館が見えた。




上:国宝・東大寺轉害門(てがいもん)。1200年以上の昔に建てられた、奈良でも最古の建造物である。のび太氏とヒロポンが写っている。




上二枚:転害門細部。




上:国宝・東大寺大仏殿を斜め後ろから見たところ。




上:再び奈良公園へ回る。毎年コレギウム・ムジクム・テレマンのコンサートが開催される、重要文化財旧奈良県物産陳列所である。現在は奈良国立博物館仏教美術資料研究センターとなっている。




上:奈良県物産陳列所。和洋折衷の素敵な建物である。竣工は1902(明治35)年、設計者は関野貞




上:夜の奈良国立博物館。




 

左:ここからは2004年3月6日糸瓜句会修二會吟行のときのものである。まずは奈良町資料館にて、「至急血の道くすり」という恐ろしげな薬の看板。
右:これも薬の看板。明治時代のものだろう。




上:奈良町の町家。みぜらが写っている。




上:奈良町の町家、内部に入ってみる。




 

左:木製の小便器。
右:町家の二階。




 

左:奈良町の奥には寺町もある。
右:古い街にはつきものの、トンネル型路地(ろうじ)。




上二枚:これは十輪院だったか。阿形と吽形になっている。




 

左:琺瑯ではなくブリキなので、劣化が早い。
右:奈良町のお風呂屋さん。




上:電電公社時代の電話番号票。個人情報ダダ漏れであるが、この時代はそんなこと誰も気にしなかったのだろう。




上:奈良町の街並みを台無しにしている「デザイナーズ」マンション。




 

左:なんとも不思議な屋根であった。
右:天下の名門、奈良ホテル




上:奈良ホテルの正面ファサード。奈良篇でも紹介しているが、1909(明治42)年に建てられた(設計者は一説によると辰野金吾)総檜造り桃山御殿様式の素晴らしい建物で、日本を代表するクラシックホテルである。




 

左:奈良ホテルの玄関。ボーイが恭しく開けてくれる。
右:上にも出てきた、旧奈良県物産陳列所。裏側からの光景。




上:奈良県物産陳列所の細部。実に不思議な窓である。




上:如何にも奈良らしい看板。




国宝、東大寺南大門。みぜらが写っている。




 

左・右:南大門細部。深い軒を支える実に美しい造形美。




上:お水取りの情景だが、殆ど判らないσ(^◇^;)。




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