
弐千拾年關東下向記U
(甲麓庵歌會第拾七囘關東例會濱吟行)

左:前章に続き、一月の関東下向時の写真である。1月23日、甲麓庵歌會第17回関東例会で、横浜を吟行した。国鉄根岸線石川町駅で降りて、まずは元町を散策。一番最初に目に付いたのが横浜らしい名前のラブホテルの電柱広告であった。書体も可愛い。
右:硝子にインヴァネス姿の僕が写っているが、古い医院の扉。擦り硝子いい感じであった。

左:実際には幌馬車とかオープンカーの幌ではなく、鞄を作っているようだった。
右:横浜の元町商店街。神戸の元町通商店街と雰囲気は似ているのだが、アーケードがない。また近代建築は全くなかった。

左:ギャルギャルしい店があった。
右:チューダー・ゴシック調の店舗は二軒あったが、いずれも新しく近代建築ではなかった。

左:馬の栓抜きの隣の足の商品名は「モンロー」で、1600円だった(笑)。
右:元町通から中華街を臨む。神戸の元町通も南京町と隣接しているので、東西の二大港は色々なところでよく似ている。

左:もう一軒のハーフ・チンバーのお店。
右:神戸の洋家具は非常に有名だが、横浜もまた洋家具が伝統産業らしい。

左・右:あまり悪口を書くのもあれだからコメントは控えようと思うが、少なくとも「関西発紅茶をたのしむ会」の会員なら、絶対に入ろうとは思わないだろう自称「紅茶専門店」があった(>_<)。しかもサイトを見ると業務用卸もしているらしいが、こんな店から茶葉を仕入れてる店って(-公- ;)。

左:値段だけは一流であった。
右:アーケードがないので建物のファサードがよく見える。近代建築はなかったが、それなりにこだわっている建物も少なくなかった。

左:神戸には「ん」という喫茶店があるが、横浜には「無」があった。
右:老舗の「ウチキパン」。老舗である。美味しかったし、値段もまともであった。

左・右:神戸と違い、横浜では元町と中華街の間に運河があって、その上を高速道路が走っている。昭和初期ぐらいと思しき素敵なデザインの親柱が残る橋があった。本体は架け替えられた模様。

左:かつては不法繋留の船だらけだったのが、一掃されている。
右:国際海員会館なのだが、けったいな名前がつけられていた。
左・右:クラシックホテルとして有名なホテルニューグランドの真裏にあったラブホテルなのだが、「エグゼクティブ・シーサイド・ホテル」とはまた大仰な(笑)。

左:そして、ホテルニューグランド。随分建増しされているのが判るが、元々は渡邊仁の設計で1927年に竣工している。
右:ホテルニューグランドの裏口。1992年の増築らしいが、本館の雰囲気を壊さないよう非常によい出来となっている。

左:裏口のメダイヨン。
右:裏口から入ると、まず中庭である。

左:中庭から本館を見る。増築を重ねた継ぎ目がよく判る。
右:こちらは古典様式で建てられているが1992年に建てられたらしき部分。

左・右:中庭の景観。

左:これも中庭の噴水。
右:本館内の裏階段。スクラッチタイル張りである。

左・右:昔の写真が飾られていた。このエレベータをそのまま残しておけばよかったのに、勿体ない。

左・右:本館は正面玄関を入るといきなり主階段が二階へといざなう。主階段附近は特に装飾が濃密であった。

左・右:一階から二階の天井を見上げる。

左・右:同上。

左・右:かつてはこのメインロビーは自由に出入りできたのだが、今はウェディング部門となっていて、ちょっと残念。

左:主階段を一階から見上げる。
右:二階旧ロビー。

左:二階ロビー。
右:門燈。

左:近代化産業遺産に指定されている
右:本館ファサード。

左・右:正面ファサード。逆光なので撮りにくかった。

左:山下公園からニューグランドを臨む。
右:山下公園の噴水の碑文。「美しのサンディエゴ」と読める。

左・右:その噴水。時々石像が見えなくなる。

左・右:何とも可愛い柴犬であった。右の写真には氷川丸も写っている。

左:本体はサン・ディエゴ市にあるらしい。
右:もう一枚、山下公園から見たニューグランド。

左:山下公園にて。物凄い木の根っこであった。
右:山下公園より見た横浜港。

左・右:山下公園からみなとみらい方面を見る。マドロスさんポーズは洋子ちゃん。

左:赤煉瓦倉庫を遠望。明治末から大正初年にかけて建てられたもの。
右:山下公園の石垣。