路上觀察・都市探險篇 其ノ六
(携帶冩メ篇B)



 

左:2007年9月11日に発見。つまり「9.11」の日なのだが、僕にとってはここを発見した日という意味でも忘れられない!! ご覧あれ!!!!!! ビルの屋上に、何の脈絡もなくいきなり和式大便器が三つ(もう一つは画面奥の右側に隠れている)並んでいるのである( ̄□ ̄;)!! 全く意味不明、何のためにあるのやら判らない。勿論「便所」として使われているわけではない。便器の中には土が入れられ(勝手に溜まったのか?)、雑草が生えていたようである。マルセル・デュシャンの「」も吃驚、物凄い超芸術であった。場所は和歌山市、「老け専遊廓」として全国からマザコンが殺到することで有名な「天王新地」から程近い、昭和戦後レトロな三階建てのビルヂング(一階が市場と店舗、二階以上が古風なアパート)である。
右:和歌山市の中心市街地としてかつて殷賑を極めたぶらくり丁。そのぶらくり丁大通りにあったアレンジボールの故「うぐいすホール」前に貼られていた、旧約聖書のような貼紙。



 

左:南海電車岸里玉出駅からすぐのところにある、亀井医院のシャッター。この似顔絵は院長先生か? (10月3日撮影)
右:田尻町立田尻歴史館に展示されていたハエトリ紙のポスター。(10月7日)



 

左:この日は僕の生誕43周年記念日であった。社団法人現代風俗研究会の面々で、鶴橋の「カナリヤ」を訪ねた。勿論一人一品ずつ、きちんと完食したことはいうまでもない(笑)。
右:北新地にて、くれぴが「おばはん」という味のみせを発見したww (10月27日)



 

左:渋谷区にて。あの異常な極右にして典型的なポピュリストでありなおかつ卑しいレイシストである自称文学者の痛い都知事石原慎太郎がいるわりには、えらく弱気である(笑)。彼の臆病で卑怯な本性がこんなところに現れているかのようだww (11月13日)
右:夜の太陽の塔。(12月9日)



 

左:12月22日。クリスマス礼拝のために名古屋入りするのが毎年の恒例である。名古屋駅前にて、名古屋では有名な「ナナちゃん人形」を激写。
右:年が改まって2008年1月2日、和歌山で「吉野家」に入ったら、便所にこんな芳香剤が置いてあった。どこがパンダやねん????? 



 

左:東下りして、「永利」にて恒例の晩餐会。この東坡肉は絶品である。(1月20日)
右:何たる矛盾と差別!! 小学生に見せても爆笑していたのだが、書いた本人はこれがおかしいとは全く思わなかったのだろう。自由が丘デパートの「キッチン・カントリー」にてランチを食べた時に発見。(1月22日)



 

左:神戸・三宮、センタープラザ西館の「わしたショップ」で発見した、自動三線演奏装置( ̄□ ̄;)!! これはすごかった。(1月27日)
右:東淀川区の崇禅寺駅前、飛鳥会事件で名高い飛鳥人権文化センターで開催された「部落解放同盟を糾弾する会」に出席したあと、淡路駅前商店街のレトロ喫茶店「ダイアモンド」にてパフェを食した。(2月10日)



 

左:そして、有名な通称「赤川鉄橋」(城東貨物線淀川橋梁)を徒歩で渡っていたら、丁度貨物列車が通りがかった。
右:京都府立医科大学附属病院にて、すごく怖いゴミ箱があった。(3月8日)



  

左:京都府立医科大学に唯一残る近代建築、旧図書館にある蛇腹扉手動式エレベータのインジケータ。
中:阪神尼崎駅前、土井ビル二階で見つけた事務所。2008年3月28日撮影だから、auブランドとなって八年が経過している。中小企業でもあるまいにまぁ(-公- ;)。
右:4月10日、登録有形文化財八坂会館の枝垂桜。



   

左:4月11日撮影。撮影場所全く不明。この日は龍丸とバスで大阪から東京まで移動しているので、道中のどこかだろう。とにかく、恐ろしいものを売っていた。
左中:その夜、上野のカラオケボックスにて、僕が一人で爆笑してしまった壁画。ヒロポンから「私、手から緑の波動が出るんです」「最近はそれが球形になるんです」と恐ろしい妄想を語る女子大生の話を聞いていたから、である。
右中:甲麓庵歌會を催した、大田黒公園の桜。(4月12日)
右:国鉄西国分寺駅の中央線ホームにある、お寺の広告なのだが、「近代化の寺院」ってσ(^◇^;)??? (4月13日)



   

左:同日、江戸東京たてもの園にて。関西人にとってはこれは「ヒガシマル醤油」のマークにしか見えない(笑)。(同日)
残り三枚:造幣局の通り抜けにて。(4月22日)



   

左:梅田の地下街のごく普通のドラッグストアで売られていたドリンク剤。ネーミングセンスがすごい。言霊が籠もっている。何しろ「精泉マカビンビン液」「絶倫無双サソリ」などである(笑)。(同日)
左中:甲子園球場のすぐ脇にある素戔嗚神社にて。「キティーみくじ」ってなんだ? (4月27日)
右中:天六駅裏の加納病院新館。何故だかギリシャ風にオーダーとペディメントがあった(>_<)。(同日)
右:神戸市北区、友人であるしずか委員長の実家の家宝。(5月8日)



   

左:同日、元町の自由掲示板に貼られていた意味不明な貼紙。
左中:京都国立博物館脇にある、恐ろしい名前の公園。しかもフリガナ付(笑)。(5月5日)
右中:アジアンゴシックなネオン。和歌山市の本町温泉にて。(5月17日)
右:有名な淡島神社。壮観である。(5月18日)



   

左:これまた和歌山市。ダイエー和歌山店では、なぜか生鮮品売場にワゴンを置いてシャンプーなど売っていた。一体どういうセンスだ? (5月21日)
左中:中崎町近くの路地裏で見つけた、古風なアパート。玄関で靴を脱ぐタイプである。(5月27日)
右中:中崎町から堺筋本町近くに移転した満洲料理の名店「香園」。
右:南船場までどんどん歩いて、戦前のものと思われるビルヂングを発見した。



   

左:日本橋で入ったお好み焼屋の壁に貼ってあった地図ww 韓国人の客が多い土地柄だからだろう、竹島→独島→竹島→独島→竹島と書き直し合戦になっていた(笑)。(5月27日)
左中:これは堺筋本町近くで見つけた、木造二階建ての古いオフィスビル。恐らく戦後すぐのものであろう。(5月28日)
右中:これも5月28日に見つけた、人と犬と猫を同列に扱っているすごい貼紙。西成区、地下鉄岸里駅近くの路地裏にて。(5月28日)
右:神戸・旧居留地の近代建築チャータードビルの壁に、何故だか茄子が掛けられていた。(6月11日)



  

左:北区南森町近くにある、某幸福の科学の建物。センスの悪さは新興宗教だから仕方ないとしても、自分の銅像をビルの天辺に立てるセンスというのは幾らなんでもあり得ないだろう(>_<)。(6月15日)
中:貝塚駅前の店舗に貼られていた古い古いステッカー。(6月23日)
右:貝塚駅前の古い建物。大正末〜昭和初期だろう。



 

左:これも貝塚駅前。許はスポーツ用品店(その前はまた違ったのだろう)だった鍼灸整骨院があった。戦前の看板建築である。この日は「月刊エルマガジン」の取材で電車乗りまくったのだ。
右:ということで、同日。これは橋本駅(南海電車・JR)のゴミ箱に貼られていた恐ろしい貼紙。こんな注意書があるということは、よほどしょっちゅう医療廃棄物を捨てるやつがいるんだろう(>_<)。まさか医者じゃないだろうから、要するに「覚醒剤中毒者が注射器を捨てている」のだろう。恐ろしい。



 

左:南海電車高野山駅前のバスターミナルにあった、ほのぼの系看板。
右:そして登録有形文化財高野山駅舎内部。自動改札が設置されているが、古い風呂桶のような改札も残っていた。



 

左:同日、南海高野線の駅には、いまだに汐見橋方面の木製看板が残されていた。高野線から汐見橋(本来の高野線始発駅)への直通電車、なくなって久しいのだが。
右:「ムジカ」にて。(6月28日)



 

左:なんと、梅田から歩いて十分のかからないところで、フマキラーの琺瑯看板を発見した。中津にて。(6月30日)
右:友人、東清亜紀女史の個展にて。(同日)



 

左:東山区、三條京阪近くの路地(ろうじ)で見つけた大阪万博のシンボルマーク付のレトロ広告看板。(2008年7月1日)
右:これは百万遍近くで見つけた、すごい名前のマンション。「共通マンション」って何が共通なんだろう? 



   

左:西成区、岸里玉出駅近くの路地にある登録有形文化財梅谷歯科医院
左中:NTT西日本天下茶屋第一ビル(旧天下茶屋郵便局電話分室)。近代建築界でも殆ど知られていないが、1927年と戦前建築で、作者は逓信省の名手山田守である。
右中:原鍼灸整骨療院まであるいたのだが、阪堺線天神ノ森電停近くにあった、廃墟マンション。そんなに古いものではないが、久しく放置されている。
右:南海高野線(汐見橋線)の西天下茶屋駅。1915(大正4)年に建てられた素晴らしい駅舎が現役である。



  

左:この日は鍼灸院に行ってから、汐見橋線に沿って北上した。線路際にあった古いポンプ井戸。
中:そして怖い手書き看板。旧仮名遣いである。
右:道頓堀の「くいだおれ」が廃業するというので、わざわざ食べにいってみた。結果は「これやったら廃業は当然」で衆議一致した。高いしまずいし安っぽいし、本当に何一ついいところがなかったのだ。(7月4日)



 

左:「くいだおれ」正面ファサード。
右:有名な「くいだおれ太郎」と記念撮影しているおじさん。



 

左・右:田舎の温泉旅館のような「くいだおれ」室内。



 

左:これも「くいだおれ」。「飛田百番」のような歴史的建造物でもないので、本当にひたすらチープ。
右:東下りして、「目黒雅叙園」にて中華晩餐会。どうせ悪趣味ならここまでしてくれないと。(7月13日)



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