INCOMING.JP: MovableType(ブログ)もOKでお得キャンペーンも実施中。
主婦でも、パート年収が月収になった副業って?


骨董建築写真館 伯爵の原點〜~戸商工會議所ビルヂング篇
骨董建築写真館

伯爵の原點〜~戸商工會議所ビルヂング篇

上:当サイト筆頭管理人のアンリ伯爵は、建築、中でも明治〜昭和戦前期の近代建築とそれによって構成される都市の景観をこよなく愛し、その研究や保存運動にも学生時代から深く関わっている。中でも本格的な活動のきっかけとなったのは神戸市旧生田区の旧外国人居留地であり、その原点が今回ご紹介する故・神戸商工会議所ビルヂングである。1929(昭和4)年に古宇田實+原科設計事務所(神戸)の設計、施工は大阪橋本組、構造は鉄筋コンクリート造五階建で建てられた、和風ネオルネッサンス様式ともいうべき実にユニークかつ美しい様式の素晴らしい大廈であった。1987年に、当時まだ旧居留地の文化財としての価値にも、そして観光資源としての価値にも全く理解のなかった頑迷固陋な神戸市当局の愚昧な役人によってヤクザ同然の三流船会社に売り払われ、破壊されてしまった。しかしこのビルの保存で盛り上がった市民運動により、旧居留地にスポットライトが当たり、地区全体が息を吹き返し、今ではオシャレな街として知られる神戸にあっても最もスタイリッシュなところとされるに至ったのである。僕は最初「旧神戸商工会議所ビルの保存をお願いする会」(会長は建築家の武田則明・現神戸山手大学教授)に参加し、同会主催の「旧神戸商工会議所ビル再利用企画コンペ」(審査委員長は建築学会の権威者、故・西山卯三・京都大学名誉教授であった)にて、大勢のプロの応募作品もあったにもかかわらず次席に入賞したのであった。以降同会の後身である「港まち神戸を愛する会」に参加、そして88年12月には「朝日ジャーナル」にて僕が書いた設立宣言が掲載され、自ら主宰する市民団体「都市探険家倶楽部」を設立したのである。つまり僕は、自分でいうのもなんだが、一度は死都と化し滅びつつあった旧居留地地区が再び脚光を浴び甦るきっかけとなったキーパーソンの一人なのだ。ということで、今回ご紹介するのは既に破壊工事が始まった商工会議所ビルに、決死で突入して撮影した写真である。まだデジカメなどない時代なので、当時の愛機だったミノルタの名機「α7000」による撮影。

上:夕方だったので不鮮明だが、破壊工事中のビルを北西側から俯瞰する。撮影場所は現在EHカフェとして甦ったチャータードバンクビル付近より。当時既に、海岸通南側の国鉄臨港貨物線は廃止され、線路が残るのみであった。

 

左:杜撰な工事覆い。当時としても非常に時代遅れな工法である、鋼球をぶつける手法で破壊されていた。
右:無残な傷口。

  

左:正面、京町筋を挟んで向かい側より。右側が京橋、そして新港第一突堤である。
右艀溜りより。

上:破壊されつつある、正面向かって右側の外壁。破風飾りや、柱頭の鯱が見える。

 

左:更に破壊が進む。既に正面妻壁は失われている。
右:このクレーンで鋼球を振り回していたのだ。

上:無残に壊された正面。左手の鉄塔も今はない。海岸通を挟んで北側にあった、電電公社の建物である。

上:いよいよ深夜に内部潜入して撮った写真である。まずは玄関ホールの立派な柱。柱頭のスクロールが和風である。

上:階段室にある、凝った意匠の八角窓。手入れは悪く、壁の塗装など剥離しまくっていた。このビルの晩年は運輸省海上保安庁第五管区海上保安本部として使用されていた。

上:既に久しく使用されていなかったらしき、手動式エレベーター。階数表示板(インジゲーター)は全円形時計式だが、文字はかすれて読めない。メーカー不明だが、恐らく手動ドア式自動着床装置付型であろう。

 

左:インジゲーターのアップ。幽かに4の字が見える。
右:玄関ホールの柱と大階段。階段の手摺や親柱の大理石が剥ぎ取られている。

 

左:優美で繊細な天井の中心飾り。元々は照明が吊るされていたはずである。
右:玄関ホールの華麗な柱頭。これも和風意匠である。

上:玄関ホール。真っ暗な中でストロボ撮影である。南側から北側を見たところ。左が西側、正面玄関があったところである。

 

左・右:懐中電灯を頼りに館内を巡る。室内装飾、天井装飾なども非常に美しい建物であった。

上:館内には二階の講堂と、三階四階吹き抜けの大講堂の、二つの額縁付舞台があった。これは大講堂舞台のステージ上側の装飾である。壁の地模様も美しい。

上:こちらは大ホールの方の天井。中心飾りもかなり大きい。立派なシャンデリアであったと思われる。

上:大ホールの二階部分客席。吹き抜け部分がふさがれてしまっている。かといって床を張って上のフロアを使ってる訳ではないので、非常に無意味な改装である。敢えていえば、下階部分を普通の部屋として使うに当たって、空調の電気代の節約にはなるだろうが。


上:従ってステージもこのように途中でちょん切られた格好になっている。


 

左:階段室。
右:豪華な内装の部屋。かつての会頭室であろうか?


上:暖炉付の部屋もいくつかあった。


 

左:小講堂のステージ上の装飾。鬼面のようである。
右:床に落ちて砕けた廊下天井の中心飾り。

トップに戻る


食べたい!やせたい!!ダイエットって以外にカンタン!!

★ あと5万円ほしかっただけなのに、こんなに貰っていいの?★
的中率100%の競馬をしよう【馬単編】